【レソンシエル ジャポン】ハーバルアロマ生活

夏の限定商品コーナーが開設されました

マスクスプレー、ハーブティー、自然派商品 多数取り揃えてます。

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2020/08/31 12:11



薬草湯作りに『アロマとハーブの専門店 ルメード・ドゥース』さんへ行ってきました!
※宮城県 仙台市 上杉にあるハーブやアロマ専門店です。(WEBサイトはコチラ)
普段から入浴剤やバスソルトを使っていたので薬湯作りは楽しみ〜♪

しかし
この暑い夏、お風呂はちょっと避けたい‥😅

涼しくなってきたら暖かいお風呂に入りたいなと思っていたけれど
講座を受けてからは、今日帰ったらすぐ入りたい!と考えが変わる講座でした👍




HPもオシャレですが外観も店内もとても可愛かったです!おしゃれ~*

中に入ると可愛いオブジェがお出迎え💠
いろんな種類のハーブがたくさん🌿



今回、薬湯作りを教えて頂いた先生は薬剤師・植物療法/ルメード・ドゥース代表 平塚美華先生

おうちが漢方のお店で、なんとお風呂は毎日茶色の薬草湯だったそうで😲
匂いが強烈で幼少期はイヤだったとか‥💦

そんなエピソードを語る平塚先生のお肌は透き通るような白いお肌で効き目バッチリという印象を受けました✨


《薬湯の歴史》

薬湯の歴史は古く今のような「お風呂」の歴史は奈良時代に始まると言われています🛀


日本には昔から植物を用いて沐浴を楽しむという習慣があります。
江戸時代になるとお風呂の習慣や楽しさがさらに広く認識されるようになり
一般の人でも入れるお風呂「湯屋」を持つようになり
季節ごとの特別な日に薬草を使った「薬湯」を用意し人々の間で楽しまれていたそうです🌿
端牛の節句には菖蒲湯、夏の盛りの土用には桃湯、寒い冬の冬至には柚湯など、現代でもその習慣が引き継がれています。


中でも薬湯は東大寺の復興造営の際、用材を伐りだす仕事に従事した人々の身体の疲れ、けがれを落とすために用いられました。奈良の東大寺には、今でも大湯屋や浴堂が残っており、当時の名残りをとどめているそうです!見てみたい👀





《主薬となる天然ハーブ6種類を季節ごとにご紹介》
・1月:松葉森の香り、血行促進⇨寒い季節にオススメ
【神経痛、リウマチ、疲労回復】
冬の時期に緑を保っている松は「不老長寿」の象徴。縁起の良い樹木としてお正月飾りには欠かせません。松には精油成分が多量に含まれており、身体の隅々まで温まるとして1月に松湯に入るようになりました。



・3月:(よもぎ)スースーする香り。滋賀「大よもぎ」が有名!春先に香りが良くなる
【出血、冷え、腰痛、神経痛、かぶれ、湿疹など】
草餅、草だんごの材料として親しまれている身近な薬草ですね。

漢方では 艾葉(がいよう) と呼ばれ痛みを止める、頭痛生理痛、沈痛、炎症などの目的で処方に配剤されます。葉の裏面は白い綿毛を密生して白っぽく見えます。この白い綿毛を乾燥させたものがお灸に使われる「もぐさ」になるんだそう…知らなかった!




・5月:菖蒲(しょうぶ)…鋭い香り!
【神経痛、リウマチ、腰痛など】
しょうぶの花として私たちが目にしているものは、「ハナショウブ」アヤメ科です。
菖蒲湯や薬草として使うしょうぶは、サトイモ科に属します。
端午の節句(5月5日)に菖蒲を「勝負」にかけて、武家の子どもの丈夫な成長を願い、「菖蒲湯」に入ったのが始まり。菖蒲湯はとても強い香りがしますが、この香りが邪気を払い厄難を除くとされたため、菖蒲湯に入る文化が広まりました。



・6月:どくだみ…夏におすすめ!生の葉は香りが強く乾燥するとやわらかい香りに
【水虫、あせもなど】
ドクダミの草はご近所の庭先でも見かけることが多いと思いますが、葉っぱ1枚でも、その臭いは強烈!
臭いのもとは、アルデヒドという成分です。これらの成分には強い殺菌作用や消炎効果が高く、昔からにきびやあせも、皮膚湿疹、虫よけなどに用いられてきました。美容効果が高く浮腫みを取ったり紫外線でダメージを受けた肌にも良いとされています◎


・9月:菊花…1年中使える
【頭痛、めまい、のぼせ、炎症など】
菊の香りは夏の疲れを癒してくれるものとされてきました。菊湯には通常、乾燥したものを使いますが、生のまま使われることもあります。頭痛めまい→首から上の疾患に◎また、婦人科系の疾患に良いと言われ、熱を下げる作用があり、のぼせやほてりを冷まし目の疲れを緩和する、ともいわれています。


・12月:柚子
【冷え、かぜ、ひび、あかぎれなど】
柚子は血行促進作用があるため湯冷めせず、江戸時代より「冬至の日、柚子湯に入ると1年中風邪をひかない」といわれてきました。なぜかというと、「冬至」を「湯治」にかけているからだそうです。
ちなみに柚子の種は美容液や化粧水に使われるそうです🍊捨てるとこなし!



《薬草湯の作り方》

①初めに色を決める(上限1.5g~2g)
・バタフライピー →青
・ハイビスカス  →赤
・紅花      →黄色
☝細かく粉砕すると色が出やすくなる

②主薬となる薬草を選ぶ

③全量が10gになるよう数種類のハーブを選び袋に入れ出来上がり



私が主薬に選んだのは…
冷え症に悩んでいたのと、実家に大きな柚子の木があり
小さいころから柚子風呂が好きで馴染みがあることから柚子を使いました!🍊

紅花(黄)、柚子、菊花、松葉、青森ヒバ(香り付け)
量りに紙を乗せ、グラム数を見ながら乗せていきます。


《使い方》
ご家庭のお風呂のお湯に(約180ℓ~200ℓ)に1包をそのまま入れて入浴してください
※強く袋を揉み過ぎると袋が破けることがあるので注意!⚠


《実際に浸かってみた感想》



お肌スベスベでまるで温泉に入ったようかのに
上がってもずっと体がポカポカしていました~☀
特に香りによるリラックス効果はかなり感じました🌲
この日は夜ぐっすり眠れました🌙これなら毎日でも入りたい!

いかがでしたでしょうか❔
この記事を読んで天然ハーブの入浴剤に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです。

薬湯講座おすすめです!ルメードさんでは他にも定期的に
色々な初心者の方向けの講座を開催しているようですので
興味ある方は是非!足を運んでみてください~☟